家庭教師のトライと東大友の会の料金面について

数ある家庭教師派遣会社の中でも、おそらくもっとも難関大学生の割合が多いであろう「東大友の会」。今回はその魅力や評判、長所、短所などを、家庭教師のトライと比較しながら明らかにしていきたいと思います。

東大友の会は、1992年に設立された家庭教師の派遣会社です。ほかの派遣会社と比べると歴史は短めですが、その分質が高い講師がたくさんいることを売りにしています。

東大友の会は優秀な学生家庭教師がたくさん?

家庭教師のトライは学生家庭教師からプロの家庭教師まで、様々なタイプの教師が登録しています。その数は約6万人と、ほかの派遣会社としてもかなり多いほうです。質はピンからキリまでですが、プロの家庭教師の質は総じて高いと評判です。

トライ以外の派遣会社も、どちらかといえばプロの家庭教師(学生ではなく、本職でやっている家庭教師)が多数在籍することを売りにしている会社が多いのですが、東大友の会はそれとは対照的に、現役の学生が多数在籍していることを売りにしています。

その数は約1万9000人。東京大学の学生の二人に一人は東大友の会に登録しているそうです。その他、早稲田、慶応、一橋大学など、有名な市立大、国立大学などの生徒も多数在籍しているそうです。逆に、それ以外の大学の学生や、プロ家庭教師の紹介はしていません。

また、家庭教師のトライの教師採用率は39%だそうですが、それに対して東大友の会の教師採用率は20%以下だそうです。教師の選抜は家庭教師登録→書類選考→面接→体験授業→正式採用という流れで行われます。この狭き門を潜り抜けた者のみが、東大友の会の講師になれるのです。

次に料金体系について。家庭教師のトライは、入会金が4万2000円、月会費が4500円、それに加えて授業料がかかるため、結構授業費用が高額になりがちです。

それに対して東大友の会の料金体系は非常に明確です。入会金は1万8900円、月額授業料が1万4700円、月会費はなし。完全後払い制を採用しているため、過払いも発生しません。値段だけを見れば、東大友の会がお財布には優しいといえるでしょう。


教師の取り分が多い東大友の会

また、東大友の会は、ほかの家庭教師派遣会社と比べて、教師の時給が高いのが特徴です。その分広告費や講師募集にはお金をかけていません。このことがいいことなのか悪いことなのかは私にはわかりませんが、東大友の会曰く「この方が講師獲得にかかる費用が少なく、高い給料で質の良い講師をつなぎとめておくことができる」そうです。

確かに、その考えも一理あると思います。ただ、あくまでも講師は学生であり、教育のプロではないということは、留意しておく必要があると思います。


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