家庭教師トライと複数の家庭教師の料金を比較する

家庭教師をお願いする際に、講師のレベルも重要ではありますが、親御さんが一番気になる点はやはり料金ではないでしょうか。
各会社毎に料金設定はまちまちですが、料金の大まかな内訳はさほど変わりません。
主に「入会金」「授業料」「講師の交通費」「手数料」が基本的な内訳であり、ここにプラス模試の受験費用やテキスト代などが加算されることとなります。

全国的にも知名度が高く、尚且つ料金が安いことでも有名な「家庭教師のゴーイング」「あすなろ」「家庭教師のベスト」。
5教科の授業を家庭教師にお願いした場合、通常1ヶ月あたりの料金は4万円前後ですが、これらの家庭教師会社は2万円台で収まってしまうところがほとんどです。
その反対に料金が高いことで有名な「家庭教師のトライ」は平均価格帯よりも高いと言われています。
しかしながら実は料金内訳とサービス内容をしっかりと比較してみると、安いと言われているところが高く、高いと言われているところほど安い可能性もあるのです。

まず、多くの方が目にする料金体制。
講師は基本的に時給勤務であり、しかも派遣される自宅までの交通費もまちまちなため、明確な料金は出せないのです。
そこで多くの家庭教師会社では平均的な料金価格を提示しているのですが、実はそれは授業料のみという場合がほとんど。
最初に家庭教師の料金には内訳があると書きましたが、契約にあたっては授業料以外にも、入会金や月々の手数料もかかってきます。

しかしこれらが明確にされるのは、見積もりを貰ってから。
なかには専用のテキストでなければ授業を行ってくれない家庭教師会社もありますので、テキストを購入するとなると、実はトライなどの口コミで高いと言われている家庭教師会社の料金よりも高くなってしまう可能性もあるのです。

また、入会金に関してはどの会社も入会金無料キャンペーンなどを定期的に行っていますので、この時期が狙い目ですが、常に入会金を無料にしている会社は怪しいと思った方が良いかもしれません。
入会金無料を餌に、無理な契約や高額なテキスト代を支払ったという話も良くありますので、この点は注意した方が良いでしょう。

そして授業料が安い家庭教師の場合、必然的に講師の時給も安いことを知っておく必要があります。
スキルの高い講師ほど、当たり前ですが良い時給の家庭教師会社へと流れていきます。
そのため、授業料が安い家庭教師の場合、あまり講師のスキルは高くない傾向にあると思った方が良いでしょう。

授業1コマあたりの平均的な料金は、小学生が2000円台後半、中学生が3000円台前半、高校生が3000円台後半が相場と言われています。
地域によって多少価格帯は変わってきますが、この相場よりもはるかに安い授業料を提示してきた家庭教師の場合、講師スキルに問題があるか、月々の手数料が高いなどのカラクリが潜んでいる可能性もあるため、注意が必要です。

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